ルーアンの小鴨風を食べる会
2016年 03月 17日料理研究家Citronヨーコです。
少し前のことになりますが
生徒様と一緒にお食事会へ。
カネトン ア ラ ルーアネーズを楽しむ会!
カネトン ア ラ ルーアネーズというのはフランスのノルマンディー地方、ルーアンの郷土料理です。
今では第2の故郷だと思っています。
ルーアンの中心部にはセーヌ川が流れています。日本では川で貿易というのは想像ができないと思うのですが、大陸の大きなヨーロッパでは川でも貿易が盛んでした。ルーアンもヨーロッパ有数の貿易港でした。
ルーアンの名物の小鴨を山積にして船に積んで運んだところ、下の鴨が窒息死してしまったんです。
(今でもそうなのですが、鴨などの鶏はは生きたままマルシェで売られているのです。)
対岸に運ぶ際にも起きたともいわれています。
窒息死した鴨は血液が体内に残りその風味がとっても美味しいということがわかったんです。
その髄液に残る血液と内臓をソースに加えると風味豊かなソースに仕上がりました。
ソース ルーアネーズというのはフランス料理の有名なソースの一つになっていますが実際に窒息小鴨の血液を加えなくてもいいことになっています。
一度はルーアンでもほとんどみられなくなった伝説の料理ですが、今、再び脚光を浴び、この料理に魅了された料理人ががこの料理を伝えようとしています。
その団体 カナルディエ協会が主催の食事会。
私の愛するルーアンの郷土料理を食べていただける機会はなかなかないのですが、ちょっとマニアックなし食事会なので生徒さんにお声掛けするものどうかしら・・・と迷っていたところ、生徒さんの方から行ってみたい、食べてみたいと言っていただき少人数で行ってきました!
ルーアンのレストランでは私たちのテーブルの前で料理を仕上げてくれました。目の前のお客様のために目の前で仕上げるスペシャルなお料理です。
実は私もこの料理を作る資格を目指して只今勉強中!
今年一緒に研修を受けたなかから9名が今年の試験を受けたそうです。その中で3名が見事合格。
今回はイベントということでレストランの真ん中に特設のテーブルを用意し、3人で一堂に作っていただきました。
(3人中2人は今年の合格者、女性は昨年の合格者)
実は目の前で全て作られているように見えるお料理ですが目の前にくるまでのお料理もとても奥深いものなんですよ。
そんな解説をさせていただきながら生徒の皆様と楽しくお食事をさせていただきました。
↑写真はパッションシェフ 日本語もお上手です。
来年は私も資格を目指して試験を受けたいと思います。
レストランに勤める現役の方々でも一度では受からない方が多いのでかなり難しい試験になりますが
ルーアンへの愛だけは負けませんよ♡
また楽しいお食事会を計画しましょう~♡
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●開講日の3日前よりキャンセル料がかかる場合がございます。
●「完売」または「販売終了」後ははじまりのカフェ店頭またはお電話にてお問い合わせください。ネット用のお席が満席の場合でも電話用のお席があることがございます。
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