福島の子どもたちの声
2014年 11月 29日海辺を通ります。すぐ横は道路が海岸線に平行に走っています。
その道路を挟んだ家は新しいものもあれば空地も。工事中の家や商店も。
震災から時間がたっても今もなお被災地の方々の生活は今まで通りには戻っていません。
それでもいわきの方々は明るく接してくださいます。
「がんばっぺ!」
を合言葉にここまでたくさんのことを乗り越え、頑張ってきた方々の力のすごさを感じます。
小名浜の市場は全て流され現在工事中。
もうすぐ完成というところでしょうか。
りっぱな大きな市場です。
でも、この海では魚を捕ってもたべることはできません。
原発の影響がまだまだ残っています。
市場の復興、そしてもとのようににぎわう漁場がみなさんの願いだと思います。

ららミュウではたくさんの魚屋さんが並んでいます!
市場並の品ぞろえ。安さ。
元気な掛け声。
店に並んでいる魚を見ると 千葉県産、青森県産、三陸産・・・
今までは地元の魚を並べていたでしょうに。
この施設は建物こそは無事でしたが1階の中は全て流さました。
写真を見せていただきましたが、それはすごいものでした。
2階のお食事処で海鮮丼をいただきました。美味しかったですよ!

食事処をでるとすぐ前に

3・11の展示がありました。
津波のこと
原発のこと
壁一面に小学生の手紙がありました。

みんないわきが大好きで、もとのいわきの戻ってほしいと願っています。
将来、いわきを背負う覚悟の子がたくさんいます。
あまりにも過酷な経験をしたからそこ芽生えた想い。
それは素晴らしく逞しいものです。
この子たちが大人になったら日本は変わります!
でも・・・それまで待っていられますか?
今、私たち大人がもっとこの子たちのためにしなくてはいけないことがあります。

かわいい、素直な小学生に、こんな想いをさせて
申し訳ない。ほんとうにごめんなさい。
風評被害は非常にデリケートで難しい問題です。
どうしたらいいということは簡単には言えませんし、ベールに包まれている部分があるのかもしれません。
時間と共に風化していってはいけませんし、まだまだなにも収まっていません。
小名浜の海にはたくさんの魚がいます。
竿をおろせば入れ食いだそうです。でも食べることはできません。
その魚が安心して食べられる海を取り戻したい。
たくさん育てたお米や野菜を安心していただきたい。
そのために、できることを考えていこうと思います。
少し重たいことを書きましたが
いわきの人たちはとっても明るいです。
是非遊びに行って話を聞いてお金を使ってきてください。
お子さんがいればぜひ一緒に。
素敵な水族館もありますよ。
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