狐野 扶実子さんに会えました!
2012年 07月 31日今回の料理講師は狐野扶実子さん!
7年前に「フミコのやわらかな指」という著書に出会い、料理や素材に対する細やかな配慮に感動し、かなり影響をうけました。出張料理人として世界のVIPから引っ張りだこ。アルページュ、フォションと責任のある役を経て世界を回り、フランスと日本のかけ渡しをする扶実子さん。
「ラ キュイジーヌ ド フミコ」はグルマン世界料理本大賞(食に関する本のアカデミー賞)でグランプリ!
私は彼女の本を3冊持っていますが、普通の料理本とはちがう、扶実子流の拘りがたっぷりでとても素敵な本です。
さてさて、前置きが長くなりましたが
フランス東部のジュラ山脈一帯で1000年もの歴史を持つコンテチーズ。
牛の環境、種類から村をあげてのチーズ作りの製法までチーズプロフェッショナル協会理事の坂上あきさんにお話を伺いました。
そして狐野扶実子によるコンテチーズを使った料理セミナー。私たち料理家がメニューを開発する上でのメッセージをたくさん組み込んでくださいました!
コンテチーズ、食べたことありますか?
今回は6ヶ月と12ヶ月の熟成の違いを食べ比べ。
フランスの家庭では冷蔵庫に常備されている最もポピュラーなチーズです。クセが少なく、旨味がたっぷりなので日本人好みの味ですよ。
お料理は3品でしたが写真は2つしかとれませんでした。
狐野扶実子さんの料理、素材に対する心遣い、胸に響きました。
1日の勉強でしたが内容の濃い、よい会でした。コンテチーズの伝道師に任命されましたので9月のプチシトロンではシトロンオリジナルのコンテチーズを使用した前菜を組み込んだフレンチメニューを考えたいと思います。
楽しみにしてくださいね!