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山形に行ってきました!酒井ワイナリー

週末、2泊3日で山形県に行ってきました。
山形新幹線で赤湯駅で下車。
向かったのは酒井ワイナリー
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酒井ワイナリーは家族経営の小さなワイナリーです。
フルーツ大国山形県は全国でも3位のぶどうの収穫量。
ワイン作りも盛んです。
今回訪れた酒井ワイナリーは日本で2番目に古い歴史あるワイナリー。
この7月で120年になります。
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事前にお願いしておき、工場を見学させていただきました。
温泉地の真ん中にあるワイナリー。
小さな家族経営だからこそ
どうしてワイナリーを初めたか。
こだわり。
これから。
たくさんのお話を伺いました。
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2つのサイズの樽。
奥の大きな樽は今まで訪れたワイナリーで見たことのないサイズです。
こんな大きなワイン樽を初めてみましたと伝えると
歴史が古いからこその理由を教えていただきました。
当時、日本にはワイン樽の輸入はない時代。
ブランデーを熟成させた杉の樽のお下がりをいただき、その樽でワインを仕込んだところ
とても面白いワインができたと。
杉の香りのワインなんてどんなでしょうね。
時代が変わってワイン樽を輸入できるようになると小さいサイズ、いわゆる普通のワイン樽が入手できるようになります。
その樽はとても小さく感じ、もちろん仕込んだ時にワインに移る香りの強さも違ってきます。
大きい樽は大きい樽ならではの柔かい香りの良さがあり日本のぶどうによくあうというのです。
そこで現在は2つのサイズの樽を使い分けています。

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こちらは畑。
温泉地から車で5分ほどいくと斜面にぶどう畑が現れます。
畑といっても岩の多い山の斜面。
素敵な景色ですね。
でもこの斜面ゆえ、機械・車は入れられずすべて手作業。
酒井ワイナリーのワインはすべて自社を含む地元のぶどうを使用しています。将来的には自社のぶどうを100%使用したいと考えて沢山の工夫をしています。
草刈りは草刈り機を入れられないので羊を放牧。
残念ながら畑が広くて羊には会えませんでした。
羊の放牧、こんなワイナリー聞いたことありません。
羊は草を食べてくれ、木を荒らさない。そして糞は短期間でたい肥となるのです。
(合鴨は聞いたことがありますが実はこちらはたい肥になるまで時間がかかるそう)
そしてここからは命の糧のお話。この短いブログでどこまでお伝えできるか自信がないのですが羊の老後は食べ物を食べられなくなり餓死するというのです。長い期間なにも食べることができずただただ最後の日を待つ。そんな悲しいことってあるんですね。そこで羊をいただく際に「老後を迎える前に食肉にする」
という約束をしたそう。
なんてかわいそう、そんなことできない。という考え方もあるでしょう。
命の糧となり命は巡るのです。農業という自然とともに生きるなかで必要な考え方だと思いました。
その羊肉もレストランなどで使ってもらえるように活動しています。
命は巡るし、農業は前へ向かい収入を確保しないと成り立たないのです。
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遠くの畑は鳥よけのビニールがありますね。
こちらの畑にはありません。
これは畑に住み着いた鳥が縄張りを貼っていて他の鳥を寄せ付けないのです。

また虫の対策も自然療法。
一度薬を散布すると害虫意外に益虫までも居なくなってしまう。
本来植物を守ってくれるような役割をもつ益虫を上手に利用できるような畑作りを工夫されています。

よいぶどうあってのワイナリー。
ぶどう作りのお話とても勉強になり考えさせられるものがありました。

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こんな小さなぶどうがワインになるまであと半年!
すごいですね。

試飲したワイン、美味しいものがたくさんありました。とくに私の好みでこの後宿泊した宿でも注文したのが 樽熟成の名子山。
山菜の力強い香りにとてもよく合いましたよ♪
by citron-kami | 2012-06-29 00:05 | ワイン