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庄内の畑で だだ茶豆

8月7日より2泊で山形県の庄内地方に行ってまいりました。
庄内地方の在来作物庄内野菜の畑を奥田政行シェフに案内していただき、シェフのお料理も満喫できるという、なんとも魅力的なツアーです。主催は野菜ソムリエ協会。

まずは白山だだ茶豆の森屋さん宅へ。
農家のご自宅にご案内いただきました。
こちらは白山だだ茶豆発祥の森屋初さん直系のお宅。
庄内の畑で だだ茶豆_c0141025_16413383.jpg

まずはそのお味をということでたっぷりのだだ茶豆をいただきました。
お部屋の中が枝豆の甘い香りであふれていました。
一口食べると・・・香りが豊かで味が濃くて、一人お茶碗一杯以上かるく食べてしまいました。
こんなおいしい枝豆はそうそう食べられません。

だだ茶豆って?
072.gif庄内地方に江戸時代より伝わる在来作物。
072.gif糖やアミノ酸が多いおいしい枝豆。
072.gif産毛がたくさんあり、豆と豆のあいだがしっかりとくびれている。良品は2粒そろい。

東京でも だだ茶豆は流通しています。しかし、一言で だだ茶豆といっても全国で40種以上あるといわれています。この白山だだ茶豆はもっとも茶豆らしい味と香りがあると思いました。
そもそもこのだだ茶豆は突然変異種を見出すことからはじまります。栽培されていた枝豆の中で特別香りが強いものがあり、その一株を大切に種子にし、育てていくことを繰り返してできたもの。私だったらあまりのおいしさに全部食べきっちゃったかも。

ありがたいお話を伺った後はいよいよは畑へ。
庄内の畑で だだ茶豆_c0141025_16571625.jpg

広大な景色が広がります。
月山系の水が豊かな地域です。
この空気と水、そして寒暖のはっきりしたこの庄内だからこそおいしいだだ茶豆はできるといいます。
ちなみにだだ茶はだだちゃ・・・おとうさんという意味。
その昔、庄内の殿様が枝豆が好きで各農家が枝豆を献上していたときのこと。「今日はどこのだだちゃの枝豆か?」とたずねながら食べていたことから名がついたといわれています。

庄内の畑で だだ茶豆_c0141025_1794723.jpg

この日の気温は35度。
畑には少しの日陰もなく、容赦なく太陽が照りつけます。
じりじりとした日差しの中、枝豆は少しづつさやを膨らませていきます。
先ほど味見させていただいたものは早生。お盆から収穫されるものが最も香り高くておいしいそうです。
畑で出荷を待っている枝豆はあと一週間で食べごろを迎えるもの。生でいただいてみましたよ。
青いフレッシュな香り、果汁のように水分がたっぷりと含まれています。さわやかな甘みが期待を膨らませてくれます。

今頃は出荷準備で大忙しな時期でしょう。
皆さんも見かけたらぜひ、召し上がってみてくださいね!
香りと味をしっかり味わい、江戸時代からの人々の想いを感じてみてはいかがでしょう。

畑巡りはまだまだ続きます。
by citron-kami | 2010-08-18 17:17 | 素材